北川翔「Balalaika」 [アーティスト]
担当Mです。
前回ナターシャ・グジーさんのCDを紹介したら、その直後に全国放送のテレビ番組「世界の車窓から」http://www.tv-asahi.co.jp/train/(現在ロシア編を放送中)で、ナターシャの曲がBGMとして使用されていました。「さっそくブログ効果出たー!」と喜んでしまいしたが、、テレビ番組の制作課程を考えると、単なる偶然ですね。。。(^ ^;)
番組で使用されていたのは「私の大地」という曲で、アルバム「こころに咲く花」(音楽センター:CFD105)に収録されています。こちらも素敵なアルバムですので、後日こちらでも紹介できたらと思います。
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本日紹介するのは、ロシアの民族楽器バラライカの演奏家、北川翔さんの「Balalaika」というアルバムです。
北川翔さんの経歴を簡単に載せておきます。
音楽家の北川剛氏を祖父に、バラライカ奏者の北川つとむ氏を父に持ち、幼少の頃より音楽に親しみ、バラライカ・ピアノ・作曲編曲法などを学ぶ。2001年に東京バラライカアンサンブルにドムラ奏者として入団、ロシア公演に参加。04年、ロシア国立ラフマニノフ記念ロストフ音楽院に特別奨学生として入学。05年、日本人初となるロシアでのバラライカのソロリサイタルを開催。06年、現地で出演した演奏会は、TV・新聞でも大きく取り上げられ絶賛を浴びる。同年、カザルスホールにて日本ソロデビューリサイタルを開催。07年、1stアルバム「Sounds of Balalaika」発表。同年、国際ロシア民族楽器コンクール<ベロゴーリエ杯>のバラライカ部門第1位を受賞。09年、北川記念ロシア民族楽器オーケストラを設立し、指揮・編曲を務める。10年、音楽センターよりアルバム「Balalaika」を発表。豊かな音楽性とテクニックで本場でも高い評価を得るだけでなく、国内はもちろん世界から注目されている、新進気鋭のバラライカ奏者である。
凄い経歴です。特にバラライカの本場ロシアのコンクールで、外国人初の一位獲得は本当に快挙ですね。
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そんな北川翔さんが活動拠点を日本に移し、満を持してレコーディングしたのが、このアルバム「Balalaika」です。
ジャケットを見るとルックスが良くちょっと生意気そうにも見える少年のよう(失礼m(_ _)m)ですが、彼が奏でるバラライカはとてもやさしい雰囲気と気品に溢れ、CDをかけているだけで癒されます。そんな面がありながらも、やはりロシア音楽らしく熱くなる部分もあり、本当に上質な一枚に仕上がってします。また、共演している新進気鋭のアコーディオニスト大田智美さん、ベテランのギターリスト長尾和彦さんとのアンサンブルも素晴らしいです。
担当のお薦めは、おなじみのロシア曲を新鮮なアレンジにした4曲目の「ポールシカ・ポーレ」、哀愁漂うギターとの共演が美しい6曲目「悲しい歌」、若さ溢れるテクニックの競演17曲目「剣の舞」等、、(書ききれないですが)とにかく溜息の出るトラックの連続です。
最近になってアニメ「チュブラーシカ」が大人気になったり、独特の哀愁が根強い人気のロシアの歌(ともしび、カリンカなど...このCDにも彼の演奏が収録されています)など、これからロシアカルチャーがちょっとした人気になりそうですが、普段の慌ただしい生活の中、夜や休日にCD「Balalaika」を聴きながら、紅茶にベリージャムを落としロシア風にして、一息ついてリラックスするのはちょっとした贅沢なのではないかと思う今日この頃です。
追記:
CD「Balalaika」発売に伴い、各地でライブ活動も積極的に行われるようです。担当Mも何度かライブに伺わせていただきましたが、こちらも本当に素晴らしかったです。ご興味のある方はぜひこちら(http://sho-kitagawa.net)でチェックして、ぜひコンサートにも足をお運びいただければと思います。
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あなたも北川翔「Balalaika」聴いてみませんか?
詳しくはこちら(音楽センターHPよりご購入できます)
Amazon.co.jpからはこちら↓
前回ナターシャ・グジーさんのCDを紹介したら、その直後に全国放送のテレビ番組「世界の車窓から」http://www.tv-asahi.co.jp/train/(現在ロシア編を放送中)で、ナターシャの曲がBGMとして使用されていました。「さっそくブログ効果出たー!」と喜んでしまいしたが、、テレビ番組の制作課程を考えると、単なる偶然ですね。。。(^ ^;)
番組で使用されていたのは「私の大地」という曲で、アルバム「こころに咲く花」(音楽センター:CFD105)に収録されています。こちらも素敵なアルバムですので、後日こちらでも紹介できたらと思います。
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本日紹介するのは、ロシアの民族楽器バラライカの演奏家、北川翔さんの「Balalaika」というアルバムです。
北川翔さんの経歴を簡単に載せておきます。
音楽家の北川剛氏を祖父に、バラライカ奏者の北川つとむ氏を父に持ち、幼少の頃より音楽に親しみ、バラライカ・ピアノ・作曲編曲法などを学ぶ。2001年に東京バラライカアンサンブルにドムラ奏者として入団、ロシア公演に参加。04年、ロシア国立ラフマニノフ記念ロストフ音楽院に特別奨学生として入学。05年、日本人初となるロシアでのバラライカのソロリサイタルを開催。06年、現地で出演した演奏会は、TV・新聞でも大きく取り上げられ絶賛を浴びる。同年、カザルスホールにて日本ソロデビューリサイタルを開催。07年、1stアルバム「Sounds of Balalaika」発表。同年、国際ロシア民族楽器コンクール<ベロゴーリエ杯>のバラライカ部門第1位を受賞。09年、北川記念ロシア民族楽器オーケストラを設立し、指揮・編曲を務める。10年、音楽センターよりアルバム「Balalaika」を発表。豊かな音楽性とテクニックで本場でも高い評価を得るだけでなく、国内はもちろん世界から注目されている、新進気鋭のバラライカ奏者である。
凄い経歴です。特にバラライカの本場ロシアのコンクールで、外国人初の一位獲得は本当に快挙ですね。
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そんな北川翔さんが活動拠点を日本に移し、満を持してレコーディングしたのが、このアルバム「Balalaika」です。
ジャケットを見るとルックスが良くちょっと生意気そうにも見える少年のよう(失礼m(_ _)m)ですが、彼が奏でるバラライカはとてもやさしい雰囲気と気品に溢れ、CDをかけているだけで癒されます。そんな面がありながらも、やはりロシア音楽らしく熱くなる部分もあり、本当に上質な一枚に仕上がってします。また、共演している新進気鋭のアコーディオニスト大田智美さん、ベテランのギターリスト長尾和彦さんとのアンサンブルも素晴らしいです。
担当のお薦めは、おなじみのロシア曲を新鮮なアレンジにした4曲目の「ポールシカ・ポーレ」、哀愁漂うギターとの共演が美しい6曲目「悲しい歌」、若さ溢れるテクニックの競演17曲目「剣の舞」等、、(書ききれないですが)とにかく溜息の出るトラックの連続です。
最近になってアニメ「チュブラーシカ」が大人気になったり、独特の哀愁が根強い人気のロシアの歌(ともしび、カリンカなど...このCDにも彼の演奏が収録されています)など、これからロシアカルチャーがちょっとした人気になりそうですが、普段の慌ただしい生活の中、夜や休日にCD「Balalaika」を聴きながら、紅茶にベリージャムを落としロシア風にして、一息ついてリラックスするのはちょっとした贅沢なのではないかと思う今日この頃です。
追記:
CD「Balalaika」発売に伴い、各地でライブ活動も積極的に行われるようです。担当Mも何度かライブに伺わせていただきましたが、こちらも本当に素晴らしかったです。ご興味のある方はぜひこちら(http://sho-kitagawa.net)でチェックして、ぜひコンサートにも足をお運びいただければと思います。
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あなたも北川翔「Balalaika」聴いてみませんか?
詳しくはこちら(音楽センターHPよりご購入できます)
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ナターシャ・グジー「セルツェ」 [アーティスト]
はじめまして、音楽センターのスタッフMです。
この度、当社より発売・取り扱いしておりますCDなどの商品を紹介するブログを担当することになりました。月に○万円もCD購入やライブ鑑賞に使ってしまう(^ ^;)一音楽ファンの視点で、新旧かかわらず作品を紹介していきたいと思います。週1回程度の更新になると思いますが、よろしくお願いします。
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第一回目に紹介する作品として選んだのは、ウクラナイナ出身の歌手のナターシャ・グジーさんの「セルツェ」というアルバムです。
選んだのは、音楽センターから出版されたCDの中でも担当Mが最も好きな作品という超個人的な理由からです(笑)。ナターシャをまだ知らないという方に、簡単に経歴を載せておきますね。
ウクライナ出身、1986年に(父親が勤務していた)チェルノブイリ原発事故で被曝、キエフ市に移住する。民族楽器バンドゥーラの音色に魅せられ、8歳の頃より音楽学校で専門課程に学ぶ。1996年に民族音楽団のメンバーとして来日し、全国で公演を行う。2000年より日本での本格的な音楽活動を開始。透明な歌声と美しいバンドゥーラの響きで、多くの人々を魅了しています。
音楽センターからは、アルバム「セルツェ」「こころに咲く花」がそれぞれ2002年と2006年に発表されました。(その他の作品についても音楽センターでお取り扱いしています。)
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このアルバムはプロデュースがアレンジャーの井上鑑さんで、サウンドがとにかく美しくかっこ良いのです。個人的にコレクションしているCDの中でも5本の指に入る名盤です。
ナターシャの美しいボーカルとバンドゥーラ(ウクライナの伝統弦楽器、小型のハープのようだがピアノの原型とも言われている)をベースとしながらも、ヨーロッパのアンビエントミュージックやハウスのような雰囲気のあるサウンドが実に心地良いです。歌詞はウクライナ語と日本語(他にエンヤの英語曲も収録)の両方がバランス良く混ざっていて、なかでも喜納昌吉さんのカバー「花」はぜひ聴いてほしい一曲です。
歌詞も自らが遭われたチェルノブイリの事故に直接触れているものはありませんが、失われた大地やふるさとのことを哀愁をもって歌にしているのが、とても心にしみます。
ということで、このような名盤がまだ多くの人に聴かれていないのはもったいないことですので、ご興味のある方ぜひ聴いてみて下さい。
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あなたもナターシャ・グジー「セルツェ」聴いてみませんか?
詳しくはこちら
ナターシャ・グジーさんのディスコグラフィー
詳しくはこちら
この度、当社より発売・取り扱いしておりますCDなどの商品を紹介するブログを担当することになりました。月に○万円もCD購入やライブ鑑賞に使ってしまう(^ ^;)一音楽ファンの視点で、新旧かかわらず作品を紹介していきたいと思います。週1回程度の更新になると思いますが、よろしくお願いします。
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第一回目に紹介する作品として選んだのは、ウクラナイナ出身の歌手のナターシャ・グジーさんの「セルツェ」というアルバムです。
選んだのは、音楽センターから出版されたCDの中でも担当Mが最も好きな作品という超個人的な理由からです(笑)。ナターシャをまだ知らないという方に、簡単に経歴を載せておきますね。
ウクライナ出身、1986年に(父親が勤務していた)チェルノブイリ原発事故で被曝、キエフ市に移住する。民族楽器バンドゥーラの音色に魅せられ、8歳の頃より音楽学校で専門課程に学ぶ。1996年に民族音楽団のメンバーとして来日し、全国で公演を行う。2000年より日本での本格的な音楽活動を開始。透明な歌声と美しいバンドゥーラの響きで、多くの人々を魅了しています。
音楽センターからは、アルバム「セルツェ」「こころに咲く花」がそれぞれ2002年と2006年に発表されました。(その他の作品についても音楽センターでお取り扱いしています。)
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このアルバムはプロデュースがアレンジャーの井上鑑さんで、サウンドがとにかく美しくかっこ良いのです。個人的にコレクションしているCDの中でも5本の指に入る名盤です。
ナターシャの美しいボーカルとバンドゥーラ(ウクライナの伝統弦楽器、小型のハープのようだがピアノの原型とも言われている)をベースとしながらも、ヨーロッパのアンビエントミュージックやハウスのような雰囲気のあるサウンドが実に心地良いです。歌詞はウクライナ語と日本語(他にエンヤの英語曲も収録)の両方がバランス良く混ざっていて、なかでも喜納昌吉さんのカバー「花」はぜひ聴いてほしい一曲です。
歌詞も自らが遭われたチェルノブイリの事故に直接触れているものはありませんが、失われた大地やふるさとのことを哀愁をもって歌にしているのが、とても心にしみます。
ということで、このような名盤がまだ多くの人に聴かれていないのはもったいないことですので、ご興味のある方ぜひ聴いてみて下さい。
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- 価格: 2,250 円