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季刊リトケイ(離島経済新聞社)でCD「花」「樹」が紹介されました。 [沖縄民謡&ポップス]


担当Mです。
今日はCDの紹介ではないですm(_ _)m

以前こちらで紹介させていただいた、CDこどもたちに贈る沖縄の歌「花」および「樹」ですが、離島経済新聞社刊行の季刊リトケイNo.4(2012 AUTUMN)の紙面にて紹介していただきました。

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「一挙公開リトケイ、島40ソング!」というページで、おすすめ曲を推薦してほしいとのことで簡単にコメントさせていただきました。推薦者も紹介ということで、小生と音楽センター大野とともに(図々しくも本人写真付!)アーティストの方々に並んで掲載されております。

担当Mは『樹』より大工哲弘さんの「与那国ションカネー」、また音楽センター大野は『花』より大城蘭さんの「月ぬ美しゃ」を推薦させていただきました。

他の記事も含めどのページも大変興味深いですので、ぜひお読みになって下さい。

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離島経済新聞社のHP
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季刊リトケイvol.4
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CDこどもたちへ贈る沖縄の歌「花」「樹」ぜひお聴き下さい。
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コンピレーションCD「こどもたちへ贈る沖縄の歌② 樹」 [沖縄民謡&ポップス]

前回紹介させていただいた、担当Mが選曲からパッケージまでかかわりました(!)コンピレーションCD「〜② 樹」の紹介です。(またも不定期更新で申し訳ありませんm(_ _)m)

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収録曲
1. 童神(古謝美佐子 作詞/佐原一哉 作曲/古謝美佐子 歌)
2. 三村節(沖縄本島わらべうた/垣花暁子 歌)
3. 与那国ぬ猫小(八重山民謡/寿[kotobuki] 歌)
4. じんじん(那覇わらべうた/嵯峨美雅子 歌)
5. てぃんさぐぬ花(本島わらべうた/嵯峨美雅子 歌)
6. 涙そうそう(森山良子 作詞/BEGIN 作曲/雨宮知子 歌)
7. さとうきび畑(寺島尚彦 作詞・作曲/大友宣子 歌)
8. 島々清しゃ(久米仁 作詞/普久原恒勇 作曲/ツゥンダラーズ 歌)
9. 気張りヨー(川門正彦 作詞・作曲/川門正彦 歌)
10. 行きゅんにゃ加那節(奄美民謡/RIKKI 歌)
11. パニパニクイチャー(下地暁 作詞・作曲/下地暁+パニパニ娘 歌)
12. 芭蕉布(吉川安一 作詞/普久原恒勇 作曲/普天間かおり 歌)
13. 望郷哀歌(上原直彦 作詞/照屋林賢 作曲/大工哲弘 歌)
14. 与那国ションカネー(八重山民謡/大工哲弘 歌)
15. アメイジング・グレイス(Newton John 作詞/Carrel James P, Layton David S 作曲/大城蘭 歌)

前回に引き続き、制作者(担当M)自ら聴きどころなどを解説させていただきますね。(この場をかりまして楽曲提供していただきましたアーティストの皆様には御礼申し上げます。)

『樹』の1曲目を飾るのは、古謝美佐子「童神」。沖縄を代表するヴォーカルグループのネーネーズのリーダーを経て、ソロ活動や坂本龍一とのコラボレーションなどでも有名な古謝さんの名曲です。作品が発表されたのは'97年ですが、以来現在にいたるまで数多くのアーティストにカヴァーされ、多くの人の心をとらえ続けるすごい力を持った曲です。
4曲目の嵯峨美雅子「じんじん」は、那覇のわらべうたと童謡「ほたるこい」を組み合わせた面白いアレンジが特徴です。このコンピレーションのテーマどおり、こどもたちにぜひ覚えてうたってほしい一曲です。6曲目「涙そうそう」は童謡シンガーの雨宮知子が歌ったものを収録しました。ストリングスアレンジとまっすぐなヴォーカルか印象的な楽曲です。7曲目の大友宣子「さとうきび畑」は、ハープ音とシンセパット音のみのシンプルな編曲ですが、平和への想いが心に響く一曲です。こちらも数あるカヴァーの中でもベストな一曲といえると言えると思います。
9曲目の川門正彦「気張りヨー」は一転してロックのバラード調の曲。'95年の阪神大震災時に川門さんが作詞作曲したということですが、東日本大震災からの復興の応援ソングとして紹介させていただきました。
11曲目は、下地暁+パニパニ娘「パニパニクイチャー」。何と音楽センター初のアイドルものです(といってもこのセッションだけの企画だったそうですが。。)! とにかくかわいい、楽しい、踊れる、最高にビートが効いた一曲です。
アルバム後半の12曲目には、普天間かおり「芭蕉布」。こちらも現在入手が困難な普天間さんのデビューアルバムから一曲です。
14曲目は、大工哲弘「与那国ションカネー」。大工さんの魅力を凝縮したような一曲で、心に沁みるようなヴォーカルと三線を聴いていると、まるで美しい沖縄の海の前に佇んでいるかのような感覚にとらわれる、聴きごたえのある名演だと思います。
2枚のコンピレーションアルバムの最後を飾る15曲目には、大城蘭「Amazing Grace」。もともとは沖縄のうたではありませんが、古謝美佐子さんのウチナー語詞と三線・アコースティックギターのアレンジにより全く新しい沖縄のうたとして名曲がさらに輝きを増しています。


あと、CDをお求めいただいた方からご感想を頂きましたので、こちらでも紹介させていただきたます。

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新譜CD、花・樹を聞きました。

まず、CDジャケット。今までにない斬新なデザインで、沖縄の新しい面を予感させてくれます。沖縄と言えば、青い空、白いビーチ、青い海の青・白・青のサンドイッチカラーですが、このCDは、緑と赤が基調。今後の続編が楽しみにさせてくれます。

本編の内容ですが、実に多彩なジャンルを網羅しており、新しい沖縄をみせて頂きました。これまで沖縄のイメージとしては、さとうきび畑、涙そうそう、芭蕉布、
エイサーなどの曲からえられる物悲しさと明るさの両面を持っていましたが、全30曲にはそれだけでない沖縄で暮らす人々の歴史から力強さまでを感じさせるものでした。

実は、沖縄にはまだ行った事がないのですが、この機会に是非行ってみようという気にさせてくれた2枚です。
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制作者として嬉しい限りです。感想いただきいた方、本当にありがとうました。

ということで、7月に入り夏らしくなってきましたが、ぜひこの2枚のコンピレーションCDを聴いて、実際に沖縄を旅されたり、訪れることができなくても沖縄にいる気分になっていただければと思います。

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コンピレーションCD「こどもたちへ贈る沖縄の歌② 樹」
ご購入はこちらから

Amazon.co.jpでもご購入できます。
こちら

このCDのデザインを担当していただいたパオリ陽子さんの旦那さん(フランスの方!)が運営するバイオリン工房Aux Pretits Chevalets(東京都渋谷区)のHPです。こちらにもCDを置いていただいていますので、ご興味のある方はぜひ訪れてみてください。
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コンピレーションCD「こどもたちへ贈る沖縄の歌① 花」 [沖縄民謡&ポップス]

あいかわらずの不定期更新で申し訳ありませんm(_ _)m。
本日は、担当Mが選曲からパッケージまでかかわりました(!)CDを紹介したいと思います。2枚のシリーズでして、前編・後編に分けてご紹介させていただきます。

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民謡や独自のポップスなど独特で深い世界を持つ沖縄音楽。美しい島々の風景、おおらかでやさしい人々、そしてそれらと相反するように横たわる大規模な軍事基地と環境破壊問題...それらをふまえた上で、魅力的な沖縄音楽を紹介するコンピレーションアルバムがシリーズで同時発売となりました。

コンピレーションCD「こどもたちへ贈る沖縄の歌① 花」(音楽センターCCD898)
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収録曲
1. ティンサグの花(沖縄民謡/普天間かおり 歌)
2. 花(喜納昌吉 作詞・作曲/寿[kotobuki] 歌)
3. 赤田首里殿内(首里のわらべうた/寿[kotobuki] 歌)
4. 西原ぬ子守唄(宮古民謡/垣花暁子 歌)
5. えんどうの花(金城栄治 作詞/宮良長包 作曲/垣花暁子 歌)
6. ちんぬくじゅうしい(朝比呂志 作詞/三田信一 作曲/嵯峨美雅子 歌)
7. 豆が花(宮古民謡/下地暁 歌)
8. 漲水の声合(宮古民謡/下地暁 歌)
9. 豊年節(奄美民謡/RIKKI 歌)
10. 福々(川門正彦 作詞・作曲/川門正彦 歌)
11. めんそーれ沖縄(金城賢 作詞・作曲/島幸子 歌)
12. 月ぬ美しゃ(八重山民謡/大城蘭 歌)
13. 黒い雨(佐原一哉 作詞・作曲/古謝美佐子 歌)
14. 六調 八重山・奄美〜唐船どーい(八重山民謡・奄美民謡/大工哲弘・RIKKI with 築地俊造 歌)
15. 安里屋ユンタ(星克 作詞/宮良長包 作曲/大工哲弘 歌)

制作者(担当M)自ら、聴きどころなどを解説させていただきますね。(この場をかりまして楽曲提供していただきましたアーティストの皆様に御礼申し上げます。)

まず1曲目を飾るのが、普天間かおり「ティンサグの花」。なんとデビューアルバムからの音源を提供いただきました。聴いていてどこまでも気持ち良い張りとふくよかさを感じるボーカルで、一気に沖縄世界へいざなってくれます。2曲目の喜納昌吉の「花」は男女二人組デュオ、寿[kotobuki]のバージョン。数あるカヴァーがある名曲ですが、その中でも1、2位の出来ではないでしょうか?
5曲目は沖縄の冬の情景をうたった垣花暁子「えんどうの花」、シンプルなメロディがいつまでも心に残る一曲。7曲目の「豆が花」は、民謡を大胆にハウス風にアレンジした下地暁のナンバー。少し重めなビートにDrum 'n' Bassのエッセンスを散りばめながらも、伝統楽器をきちんと配し独特な島唄サウンドを作り上げています。8曲目、「豊年節」もクラブ風のビートに三線、そして島唄から「ファイナルファンタジーのテーマ」までこなす(!)RIKKIのボーカルがソウルミュージックのようにフィーチャーされたクールなナンバーです。
アルバム後半には、ハワイアン風の11曲目、島幸子「めんそーれ沖縄」、スロージャズアレンジが美しい12曲目、大城蘭「月ぬ美しゃ」と女性ボーカルによるメローなナンバーが続きます。
13曲目には、古謝美佐子「黒い雨」。古謝美佐子さんの自らの生い立ちと家族、米軍基地そして平和への願いを切々と歌った、いつまでも心に染みる一曲です。
そしてアルバムの締めには、大工哲弘「安里屋ユンタ」。誰でも知っている曲と思いますが、オーガニックなロックバンド風のアレンジのものをセレクトさせていただきました。出来れば野外で聴きたい最高に気持ちの良いナンバーです。


あと今回のアルバム、曲だけでなくパッケージも頑張りまして、フォトグラファー小野岳也氏とデザイナーのパオリ陽子氏により、すばらしい紙ジャケットパッケージをつくることができました。外側だけでなく中の歌詞カードやCDレーベルも美しい仕上がりになっていますので、ぜひ手にとっていただればと思います。

ということで、制作者自ら自画自讃(^^;)のご紹介になってしまった感ありますが、いい曲ぎっしりでプレゼントにも最適なパッケージの自信作ですので、ぜひ聴いていただけばと思います。

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コンピレーションCD「こどもたちへ贈る沖縄の歌① 花」
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